時をかける少女

「時をかける少女」

評価 95点

何気なく見てたら

最後は泣いてしまった映画。

すごく感動した。

ある日突然過去に戻れるようになってしまった少女の話。

こういうのはよくある話なんだけれど

これがなぜか何回見ても泣いてしまう。

それだけ自分の心に響くんだと思う。

音楽も作品とマッチしてたし

心温まるいい作品。

新世紀エヴァンゲリオン 劇場版Air/まごころを、君に

「新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 Air/まごころを、君に」

評価 95点

正直こんなに危険なアニメを自分は観たことがない。

最高峰の作品であり最悪な、人類が積み上げてきた

すべてを無にしかねない、価値観の根底を揺るがす、そんな映画。

合わないひとが見ると二度とみたくなくなると思う。

この作品について書き出すと本一冊出せるのでは?と思うくらい

いいたいことはあるけどやめておこう 笑

エヴァ自体は自分が中学1年生のときか2年生のときに深夜放送してた記憶がある。

それが全24話ぐらいあってその最終回のオチが賛否両論を巻き起こして

社会現象になってもうひとつのエンディングで作られたのが

この映画。

ちなみに新・劇場版は見てない。

自分はこの映画を大人になってから改めて見たけど

これは明らか子供の見る映画ではない。

自分はこれを見て死生観が揺らぎそうになった。

物事を哲学的に考えたいひとにオススメ。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」

評価 95点

かなりの高評価は海外のホラーは怖いというより

グロイのが多い中、このブレア・ウィッチ・プロジェクトは底抜けに恐怖を感じた。

役者もイマイチ誰か分からない人を使っててもしかしてこのホームビデオって本物・・・?

と思わせる手法も斬新。

ホームビデオ視点というのが

映画というよりもう一歩自分の内側に踏み込んでくる恐怖があった。

低予算で大成功した映画ということで有名だけど

このアイデアは本当にすごいと思う。

後にホームビデオ視点の恐怖映画はいっぱい出てくるけど

やっぱりこれほどの衝撃はない。

オススメな一本。

女優霊

「女優霊」

評価 85点

鑑賞したのはかなり前だったけどすごく怖かった記憶がある。

日本はホラーを作るのがうまいと言われてるけど納得。

唯一、映画のジャンルの中で洋画に勝ってるのではないかと思う。

あのジメ〜っとした後味悪いかんじは日本にしか出せないと思う。

もしかすると日本が舞台で自分のすぐそばの環境下で怖いことが起きる

からリアリティの部分でこわいのかもしれないけど。

この女優霊は後にジャパニーズホラーの定番となる

リングや呪怨のような映像的な恐怖は薄い。

けれど見終わって布団に入り電気消すと・・・

頭に巡る視覚的ではない恐怖がある。

リングや呪怨も怖いけどあんり視覚的恐怖に頼りすぎると

海外のゾンビ系恐怖映画の様になり日本古来のホラー映画のよさを

失う気がする。

その点この女優霊はすごく背筋にくる映画。

是非、夏の暑くて寝苦しい夜に。

プライベート・ライアン

「プライベート・ライアン」

評価 48点

名作と言われてる作品。

中学生の時初めて見た時はおもしろかったしそれなりに

考えさせられたけど大人になってもう一度見てみると

何これ?と評価が下がった映画。

冒頭の何分かのシーンは監督が戦争の痛みを伝えるために

用意したらしいけど自分にはただ暴力に対して向き合っているよ、残酷な描写も時折入れるよ、と言わんばかりな気がした。

そのあとはトムハンクスの英雄視であり

最終的に自分はあんなにカッコいいひとにならついていってもいい。戦争に参加したいとまではいかなくても何か戦うかっこよさがあったような気がして戦争否定なのか?と疑問視してしまう自分がいた。

勿論この映画はお茶の間で見る系統であるしそんなシリアスな部分を抜けば名作だとは思うのだけれど。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」

評価 70点

最初から最後までイギリスの匂いを感じれる映画。

これぞイギリス青春映画という。

お決まりのヤク、バクチ、マフィアと定番の展開なのだけれど楽しめてしまうのがいいところ。

確かガイ・リッチー監督の処女作。

スナッチも有名なのだがなぜか見てない。

イギリス青春映画お求めの方にオススメ。

ウィンターズ・ボーン

「ウィンターズ・ボーン」

評価 70点

自分はヒューマンドラマやと思ってるけどヒューマンといえば

感動系と思ってるひとは失敗するかもしれない。

簡単にいうと家族のために奮闘する不幸な少女の話。

この手の映画はレビューするのが難しくて好きなひとは好き。

嫌いな人は嫌い。

ただ日本でこういう映画を作るとお涙頂戴になってしまうことが多い気がする。

淡々と彼女の人生を描くところはさすがだなと思う。

パルプ・フィクション

「パルプ・フィクション」

評価 90点

ショートストーリーを多角的に進めていく時系列映画。

だからといってサスペンスとかではなく

話の展開は概ねマフィアのチンピラ会話がダラダラと続くだけ。

なのにすごくおもしろい。

この辺は流石。

レザボアドッグが好きになれない自分としてはパルプフィクション

も微妙かもって思ってたのでいい意味で裏切られた。

タランティーノ作品の中で一番かも。

タクシードライバー

「タクシードライバー」

評価 99点

マーティンスコセッシ&ロバートデニーロの

最高傑作。

このあと二人は何作か映画を作るけど

これを超える作品を自分は観てない。

この作品に近い性質を持ってる「救命士」

という映画があるけどあまり好きじゃない。

とにかくマーティンスコセッシ監督作品としても

ロバートデニーロ主演作品としても

どっちをとっても1番だと思う。

ベトナム帰還兵の不眠症トラヴィスはタクシードライバーになる。

生きることにも恋することにも

どこか頭のねじが飛んでしまってるトラヴィス。

腐りきった夜の街を走る彼は誰かが何かをせねばという

妄想にとりつかれていく。

ほんとにすごく好きで何十回と見てる。

それなのに何度鑑賞しても飽きない。

是非ともオススメの一本。

秒速5センチメートル

「秒速5センチメートル」

評価 60点

山崎まさよしのワンモアタイムが主題歌になってる映画。

すごく歌のかんじと合ってるしPVを見てるような感覚。

でも内容としては微妙だった。

中学生が観て切なくなるイメージというか

あまり大人向きではない気がする。

曲との相性はいいと思った。